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ウェブデザイン技能検定3級は意味ない?合格率・難易度・取得メリットを解説

ウェブデザイン技能検定3級は、Web業界唯一の国家資格(検定)として知られています。

しかし、取得しても「本当に意味があるのか」「就職や転職に有利になるのか」と疑問を持つ方も少なくありません。

結論として、即戦力の証明にはなりにくいものの、未経験者が基礎知識と自信を得るための第一歩として非常に有効です。

この記事では、3級の難易度や合格率、独学での効率的な勉強法に加え、実務における資格の価値について解説します。

正しい知識を身につけることで、資格取得後のキャリアプランや、さらに必要なスキルがわかります。

Webデザイナーを目指す方は、今後の参考にぜひご一読ください。

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出典:ウェブアカ
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目次

ウェブデザイン技能検定3級とは

ウェブデザイン技能検定3級は、Web業界でのキャリアをスタートさせる第一歩として取り組みやすい資格です。

これからWebデザインを学びたいと考えている方にとって、自分の実力を客観的に証明する手段となります。

ここでは、この資格の概要や受験資格について詳しく解説します。

学科と実技に合格すれば「ウェブデザイン技能士」を名乗れる

ウェブデザイン技能検定は、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会が実施する試験です。

学科試験と実技試験の両方に合格することで、国家資格である「ウェブデザイン技能士」の称号を取得できます。
(※3級に合格した場合は、「3級ウェブデザイン技能士」が正式名称となります)

この試験の最大の特徴は、Web業界で唯一の国家資格(検定)であるという点です。

民間資格とは異なり、国が定めた技能基準を満たしていることを公的に証明できるため、履歴書やプロフィールに記載した際に高い信頼性を得られます。

合格基準は3級の場合、学科試験が70点以上、実技試験も70点以上となっており、両方の基準を満たす必要があります。

片方のみ合格した場合は「一部合格」となり、次回以降の試験で免除申請を行うことが可能です。

実務経験不問で受験できるためWeb入門者におすすめ

ウェブデザイン技能検定には1級、2級、3級の3つの等級がありますが、3級は受験資格に実務経験が含まれていません。

Web制作や運営の実務経験がない方でも、年齢や学歴を問わず誰でも受験することが可能です。

3級の受験資格を以下にまとめました。

  • Webの制作や運営に関する業務に従事している者
  • Webの制作や運営に関する業務に従事しようとしている者

このように、これからWeb業界を目指す「従事しようとしている者」も対象と明記されています。

そのため、学生や未経験から異業種への転職を目指す社会人にとって、学習の第一歩として挑戦しやすいでしょう。

まずは3級で基礎を固め、将来的には実務経験を積んで上位級を目指すというキャリアパスを描くことも可能です。

ウェブデザイン技能検定は意味ない?取得するメリットは?

「ウェブデザイン技能検定は取っても意味がない」という意見を目にすることがあるかもしれません。

しかし、未経験者にとっては学習の指針となり、自信につながる重要な資格です。

ここでは、なぜそのような評判があるのか、そして実際の特徴について解説します。

Web業界唯一の国家資格

ウェブデザイン技能検定の最大のメリットは、先述の通りWeb業界で唯一の国家資格(検定)である点です。

民間資格よりも制度的な説明がしやすく、未経験者でも学習の成果を示しやすいでしょう。

特に、Web業界以外の企業や人事担当者に対しては「国家資格」という響きは信頼感を与える要素です。

たとえば、技術的な詳細がわからない異業種の相手に対しても、一定水準の知識を持っていることを分かりやすく伝えられます。

結果として、就職活動や転職活動における書類選考でポジティブな評価につながります。

また、試験勉強を通じてWebデザインに関する用語や法規、基礎技術を体系的に学べるため、独学では偏りがちな知識を網羅的に習得できる点も大きなポイントです。

即戦力の証明にはなりにくい

一方で「意味がない」と言われる主な理由は、3級の試験範囲が基礎的な内容にとどまり、現場で求められる即戦力としてのスキルとは乖離があるためです。

実際のWeb制作現場では、最新のデザインツールの操作スキルや、トレンドを意識したデザイン力、複雑なコーディング技術などが求められます。

しかし3級の実技は、HTML/CSSによるコーディングや更新・管理など、基礎作業が中心です。

そのため、資格を持っているからといって、すぐにWebサイトを1人で作れるわけではないという現実があります。

経験豊富なWebデザイナーから見れば、3級の内容は「知っていて当たり前」のレベルであるため、過度な期待は禁物です。

あくまで基礎知識の証明であり、実務スキルは別途習得する必要があることを理解しておきましょう。

未経験者にとって信頼と自信になる

即戦力の証明にはなりにくいものの、未経験者にとっては「信頼」と「自信」を得るための強力なツールとなります。

未経験の段階では実績が不足しがちですが、資格は「学習を継続できたこと」を示す補助材料です。

また、独学を続けていると「自分の勉強方法は正しいのか」「基礎は身についているのか」と不安になることがあります。

合格という明確な結果を得ることで、自分の知識が標準レベルに達していることを確認でき、自信を持って次のステップへ進みやすくなるでしょう。

ただし、面接や案件獲得時の評価の中心は作品・実務力になりやすいため、取得後はポートフォリオ整備が必須です。

【難易度】ウェブデザイン技能検定3級の合格率と試験内容

ウェブデザイン技能検定3級は、しっかりと対策を行えば合格しやすい試験です。

しかし、油断は禁物であり、試験内容を把握しておくことが重要です。

ここでは、合格率のデータと学科・実技試験の具体的な内容について解説します。

合格率は60〜70%!未経験から独学でも合格可能

ウェブデザイン技能検定3級の合格率は、例年60%から70%程度で推移しています。

国家資格の中では比較的合格率が高く、難易度は決して高くありません。

近年の合格率傾向を以下にまとめました。

この数字からも分かる通り、受験者の半数以上が合格しており、決して「落とすための試験」ではありません。

Webデザインの知識が全くない未経験者であっても、適切な学習を行えば独学で十分に合格を目指せます。

ただし、合格率が高いからといって勉強せずに受かるものではありません。

専門用語や独特の出題形式に慣れておく必要があるため、計画的な対策は必須です。

学科試験:Web全般の基礎知識から正誤・選択式で出題

学科試験は、Webデザインに関する幅広い基礎知識を問う問題が出題されます。

試験時間は45分で実施されています。

回答形式はマークシート方式で「正しいか誤りか」を答える2択問題と、選択肢から正解を選ぶ4択問題があります。

主な出題範囲は以下のとおりです。

  • インターネット概論(ネットワークの仕組みなど)
  • ワールドワイドウェブ(WWW)技術
  • Webデザイン技術(ユーザビリティ、アクセシビリティなど)
  • Web標準(HTML、CSSの基礎)
  • 著作権法やセキュリティに関する知識

記述式の問題はないため、正確なスペルを暗記する必要はありませんが、用語の意味を正しく理解しておくことが求められます。

特に著作権やセキュリティに関する問題は、実務でも重要な知識となるため重点的に学習しましょう。

実技試験:HTML/CSSを使ったページの修正・作成が中心

実技試験は、実際にパソコンを使用してWebページの修正や作成を行う試験です。

試験時間は60分で、課題の中から6問が出題され(一部選択式)、指定されたフォルダにファイルを保存して回答します。

作業内容は、既存のHTMLファイルやCSSファイルを編集、指定通りの表示や動作の実現です。

たとえば、画像のリンク切れを修正したり、CSSで文字の色や背景色を変更したりといった基本的な操作が求められます。

高度なデザインセンスや複雑なプログラミングは不要ですが、HTMLタグの構造を理解し、手打ちでコードを修正できるスキルが必要です。

また、ファイルの保存場所やファイル名を間違えると採点されない可能性があるため、正確な操作が合格の鍵となります。

独学で合格するための勉強方法・学習時間

ウェブデザイン技能検定3級は独学でも合格可能ですが、効率的に学習を進めるためには戦略が必要です。

ここでは、目安となる勉強時間や具体的な学習ステップについて解説します。

勉強時間の目安は30〜50時間!期間にして2週間〜1ヶ月程度

合格に必要な勉強時間は、現在の知識レベルによって異なりますが、未経験者の場合は30時間から50時間程度が目安とされています。

期間にすると、1日1〜2時間なら学習で約2週間から1ヶ月程度です。

既にHTMLやCSSの基礎知識がある方なら、10時間から20時間程度の学習で合格できる可能性もあります。

過去問を解いてみて、分からない用語を確認する作業を中心に進めるとよいでしょう。

スケジュールを立てる際は、試験日の1ヶ月前から開始し、最初の2週間でテキストを一通り読み、残りの2週間で過去問演習と実技対策に充てるのが理想的です。

公式ガイドブックで基礎を固め過去問サイトを反復

独学での学習には、公式ガイドブックと過去問の活用が効果的です。

まずは公式ガイドブックを一読し、試験範囲の全体像と専門用語を理解しましょう。

その後は、過去問題集や公式サイトで公開されている過去問を繰り返し解く「アウトプット中心」の学習に切り替えます。

ウェブデザイン技能検定は過去問と似た傾向の問題が出題されるケースが多いため、過去3〜5回分の問題を解くことで合格ラインに近づけます。

間違えた問題はテキストに戻って復習し、なぜ間違えたのかを理解しましょう。

上記の学習ルーティンを繰り返せば、知識の定着を図れます。

実技試験対策は実際にエディタを使って手を動かす

実技試験対策では、本を読むだけでなく実際にパソコンを使って手を動かす作業が不可欠です。

テキストエディタ(メモ帳やサクラエディタなど)を使用して、HTMLやCSSを記述する練習を行いましょう。

公式サイトでは過去の実技試験問題と素材データが公開されています。

これらをダウンロードし、実際の試験と同じ手順で作業を行うことで、操作の流れを掴めます。

特に、フォルダの作成やファイルの保存手順は入念に確認してください。

また、試験会場のパソコン環境は自宅と異なる場合があります。

予測変換機能などに頼らず、基本的なタグは手打ちで入力できるようにしておくと安心です。

ウェブデザイン技能検定3級を受験する際の注意点

試験当日に実力を発揮するためには、事前の準備と確認が欠かせません。

合格を逃さないために、特に注意すべきポイントがいくつかあります。

ここでは、申し込みから試験当日までの重要な注意点について解説します。

受験申請期間を厳守

ウェブデザイン技能検定は年4回程度の実施となっており、それぞれの試験回で受験申請期間が決められています。

この期間を過ぎてしまうと、いかなる理由があっても申し込みを受け付けてもらえません。

申請期間は試験日の約2〜3ヶ月前から始まり、1ヶ月程度で締め切られるケースが一般的です。

学習計画を立てるのと同時に、公式サイトで最新の試験日程と申請期間を確認し、カレンダーに登録しておきましょう。

また、申請後の受験料支払い期限も厳守する必要があります。

支払いを忘れると申し込みが無効になってしまうため、早めの手続きを心がけてください。

実技試験会場によって使用ソフトなど異なる可能性

実技試験で使用するパソコン環境は、試験会場によって異なります。

OSのバージョンやインストールされているテキストエディタの種類が、普段自分が使っているものとは違う可能性があることを理解しておきましょう。

たとえば、一部の会場ではDreamweaverなどのWeb制作ソフトが使用できる場合もありますが、基本的にはシンプルなテキストエディタのみです。

高機能なソフトに頼った操作方法しか知らないと、当日慌てることになります。

どのような環境でも対応できるように、標準的なメモ帳などのテキストエディタでのコーディングに慣れておくことが重要です。

申し込み時に会場の設備情報を確認できる場合は、事前にチェックしておきましょう。

ファイルの保存場所を間違えると採点対象外になる恐れ

実技試験において最も注意が必要なのが、ファイルの保存場所とファイル名です。

課題の要件通りにWebページを作成できても、指定された場所に正しく保存されていなければ採点の対象外となり、不合格になる恐れがあります。

試験問題には「デスクトップ上の指定フォルダ内に、指定されたファイル名で保存すること」といった指示が詳細に記載されています。

作業に集中するあまり、この指示を見落とさないように注意が必要です。

試験終了直前には、必ずファイルの保存場所と名前が指示通りになっているか再確認する時間を設けましょう。

このひと手間が合否を分けるといっても過言ではありません。

【就職・副業】3級取得後にWebデザイナーとして稼ぐためのロードマップ

資格取得はゴールではなく、Webデザイナーとしてのキャリアのスタート地点です。

3級合格後、実際に仕事を得て収入につなげるためには、どのようなステップを踏めばよいのでしょうか。

ここでは、資格を活かして稼ぐための具体的なロードマップを解説します。

履歴書には3級ウェブデザイン技能士と記載

3級を取得したら、履歴書の資格欄には正式名称である「3級ウェブデザイン技能士」と記載しましょう。

これにより、Webデザインの基礎知識を有していることと、目標に向かって努力できる学習意欲をアピールできます。

特に未経験からの就職や転職活動では、実務経験がない分、こうした資格や自己研鑽の姿勢が評価の対象となります。

面接の際には、資格取得の過程で何を学び、それを今後どのように業務に活かしたいかを具体的に話せるように準備しておくと効果的です。

ただし、資格名を書くだけで満足せず、ポートフォリオ(作品集)のURLなども併記し、実際に何が作れるのかを示すことが重要です。

資格だけでは仕事獲得は難しいのが現実です

厳しい現実として、3級ウェブデザイン技能士の資格を持っているだけでは、すぐにWebデザイナーとして採用されたり、副業案件を獲得したりするのは難しいといえます。

クライアントや採用担当者が最も重視するのは「具体的にどのようなWebサイトやバナーを作れるか」という実績です。

3級の試験範囲は基礎知識が中心であり、実務で求められるデザインのクオリティや制作スピードを証明するものではありません。

したがって、資格取得後は実際に自分でWebサイトを作ってみたり、架空のバナーを制作したりして、ポートフォリオを充実させることに注力する必要があります。

資格はあくまで「基礎があることの証明」であり、仕事獲得の決定打にはなりにくいことを理解しておきましょう。

「デザインツール活用」と「制作スピード」が現場で重要

実際のWeb制作現場で求められるのは、以下のようなデザインツールを使いこなすスキルです。

  • Photoshop
  • Illustrator
  • Figmaなど

さらに、納期を守るための制作スピードも欠かせません。

これらはウェブデザイン技能検定3級の試験範囲には含まれていない部分もあり、自身で身につける必要があります。

特に最近では、Canvaなどのノーコードツールを活用して素早くクリエイティブを制作する案件も増えています。

また、AIを活用して効率的に作業を進める能力も重視されるようになってきました。

資格勉強で得た基礎知識の上に、これらの実践的なツールスキルを積み上げることで、初めて市場価値のあるWebデザイナーになれます。

資格取得後は、ツールの習得と実践的な制作練習にシフトし、スキルを磨いていきましょう。

ウェブデザイン技能検定3級に関するよくある質問

最後に、受験を検討している方が抱きやすい疑問について回答します。

申し込み前に不明点を解消しておきましょう。

ここでは、試験日程や受験資格、実技試験の詳細に関する質問を取り上げます。

試験日や申し込み方法はどこで確認できますか?

試験日や申し込み方法の詳細は、主催団体である「インターネットスキル認定普及協会」の公式サイトで確認できます。

公式サイトでは、その年度の実施スケジュール、申し込み期間、受験料などが公開されています。

試験は例年、5月、7月、11月、2月の年4回実施される傾向にありますが、年度によって変更になる可能性もあるため、必ず最新情報をチェックしてください。

申し込みは公式サイト上の専用フォームから行う形式が一般的です。

期間が限られているため、余裕を持って確認することをおすすめします。

いきなり2級を受験することはできますか?

実務経験などの受験資格を満たしていれば、3級を受けずにいきなり2級を受験することは可能です。

2級の受験資格には「2年以上の実務経験を有する者」や「3級合格者」などが定められています。

もしWeb制作の実務経験が2年以上ある場合は、3級をスキップして2級に挑戦しても問題ありません。

しかし、実務経験がない完全未経験者の場合は、まず受験資格の制限がない3級から受験し、合格後に2級を目指すステップアップ方式が基本となります。

実技試験で使うソフトは何ですか?

実技試験で使用するソフトは試験会場によって異なりますが、一般的にはWindows標準の「メモ帳」や以下のようなフリーソフトが使用されています。

  • サクラエディタ
  • TeraPad

Adobe DreamweaverなどのWebオーサリングツールが用意されている会場もありますが、必須ではありません。

どの会場でも対応できるように、テキストエディタでHTMLやCSSを直接記述(手打ち)できるように練習しておくことが重要です。

画像の確認やプレビューにはGoogle ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザが使用されます。

まとめ

この記事では、ウェブデザイン技能検定3級の難易度や取得メリット、効率的な勉強法について解説しました。

3級は合格率が高く、未経験から独学でも十分に取得可能な国家検定です。

即戦力の証明にはなりにくい側面もありますが、Webデザインの基礎を体系的に学び、自信をつけるという意味では大きな価値があります。

また、履歴書に記載することで学習意欲をアピールでき、就職や転職活動の第一歩となります。

ただし、プロとして活躍するためには、資格だけでなく実践的なデザインツールのスキルも不可欠です。

資格取得をゴールにせず、それを足掛かりにさらなるスキルアップを目指してください。

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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